活動報告

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御室派青年教師会行事報告

平成29年度 真言宗御室派青年教師会 研修会

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東京国立博物館 平成館に於いて
「仁和寺と御室派のみほとけ~天平と真言密教の名宝~」が
展示期間中の2月6日、平成29年度研修会が開催されました。

開会式
講演 〜絵画、仏像解説〜
「仁和寺の仏教美術 〜国宝 阿弥陀三尊像と孔雀明王像を中⼼に〜」
講師 東京国⽴博物館 主任研究員 ⼟屋 貴裕 先⽣
講演 〜書籍解説〜
「国宝 三⼗帖冊⼦について」
講師 東京国⽴博物館 百五⼗年史編纂室⻑ 恵美 千鶴⼦ 先⽣
特別展・常設展観覧
閉会式


過去からの贈り物

直轄 圓満寺 椎名 圭信

この度、平成三十年二月六日、東京国立博物館 平成館 大講堂にて開催されました研修会に参加させていただきました。研修会では、学芸員の土屋貴裕先生と恵美千鶴子先生を講師にお迎えし、『仁和寺の仏教美術~国宝 阿弥陀三尊像と孔雀明王像を中心に~』と『国宝 三十帖冊子について』の二つの演題にて、ご講演いただきました。
まず、土屋先生の講演では、仁和寺の歴代門跡五人とゆかりの仏像や経典などに注目し、中でも印象深かった内容は、国宝 孔雀明王像に関するものでした。一面四臂像が多い日本の孔雀明王とは異なり三面六臂像で描かれており、六臂像の経典はもともと日本では「極深秘」という扱いということでした。
そして、恵美先生の公演では三十帖冊子が作成された経緯や歴史について学び、現在のように印刷技術がなかったので、すべて筆と墨で様々な人によって書き写されたのでどこの部分をお大師様が書かれたのか紹介していただきました。
また、三十冊がすべて揃っていることが奇跡だと仰っていました。講演終了後、実物を間近で見るとお大師様の字は楷書や行書と様々な字体で書かれており、初めは読みづらいと思いましたが他の人が書いた字と比較するとお大師様の字が一番読みやすく感じました。
最後に、現在私たちが約千年前の仏像や書物などを見ることができるのは、これまで伝え守ってくださっていた方々のおかげであり、私も伝え守っていけるよう、日々精進してまいりたいと思います。

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平成29年度
真言宗御室派青年教師会
研修会に参加して

肥前 蓮厳院 松本 有正

平成三十年二月六日、三十年ぶりとなります御室派の展覧会 特別展「仁和寺と御室派のみほとけ~天平と真言密教の名宝~」開催に際して東京国立博物館にて行われました「平成二十九年度真言宗御室派青年教師会研修会」に参加してまいりました。講演では、東京国立博物館主任研究員の土屋貴裕先生より「仁和寺の仏教美術~国宝阿弥陀三尊像と孔雀明王像を中心に~」、また、東京国立博物館百五十年史編纂室長の恵美千鶴子先生より「国宝 三十帖冊子について」の演題にて、それぞれご講演いただきました。
講演後、特別展を観覧し、講演内容を思い出しながら国宝三十帖冊子や各秘仏等を拝見させていただき、仁和寺観音堂の展示では重厚さや迫力に圧倒され、国宝三十帖冊子の展示ではこれが伝わらなければ現在の日本の密教が発展していないのではないかなど考えながら拝見させていただき大変貴重な経験をさせていただきました。
仏教も含め、日本の文化・歴史を各所と連携しながら研究し、守っている方々にお会いし、立場は違いますが仏教を後世に伝える大切さを学ばせていただきました。