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御室派青年教師会行事報告

全真言宗青年連盟「防災フォーラム」

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平成28年11月4日、全真言宗青年連盟主催の「防災フォーラム」が、総本山智積院 別院真福寺(東京都港区)にて行われ、全青連加盟各派から約80名が参加(うち御室派青年教師会からは7名)し、「日本の未来のために 寺院から伝える備えのかたち」とのテーマのもと、災害に対する準備、心構えなどを学びました。
第1部では、須方審證全青連副理事長がコーディネーターを務め、BNN 仏教NGOネットワーク防災担当の自覚大道師、曹洞宗藤源寺(岩手県一関市)住職の佐藤良規師、いたばし総合ボランティアセンターの神元幸津江氏、文化庁文化財部美術学芸課の建石徹氏によるパネルディスカッションが行われました。
まずパネリストの皆さんが、東日本大震災での体験やその後の活動、今後の備えなどについて話され、地域と寺院との日ごろからの連携の重要性、防災危機管理意識の重要性を討議されました。
第2部では、防災フォーラムを行っているまさにその日に、南海トラフ3連動地震が発生し大津波が西日本の太平洋各地を襲い、その2時間後に首都直下を震源とする震度6強の誘発地震が発生し、建物の倒壊や火災も発生して、指定避難所で収容しきれない人々が真福寺に避難してくる、たまたま居合わせた私たちも避難所の運営を手伝うこととなる、という想定で、ワークショップが行われました。
参加者がそれぞれ、名簿・受付班、連絡・広報班、保健・安全班、食料班、物資班、事務局の6班に分かれ、班ごとに想定しうる問題点とその対応策を考えるというものです。都内が停電しているとの想定で会場の照明は落とされ、各自の携帯電話の明かりなどを頼りに策を練ります。会場には各地の被災状況などを伝える防災無線やラジオ、サイレンの音などが鳴り響き、緊張を感じながら相談しているところへ、次々と課題が届きます。「トイレが使えない」「避難中に親と離れた女の子が来る」「犬を連れた避難者が来る」「カップラーメンが届いた」など。各班で連携をとりながら対策を考える場面もありました。最後に、班ごとに各課題への対応を発表する場が設けられ、参加者がそれぞれの視点で真剣に知恵を出し合ったことがわかりました。
こうした事態が起こらないに越したことはありませんが、いつどこで災害が発生するか予測のつかない今日、出来る備えは十分にして、いざという時にどう対応するかシュミレーションしておくことの大切さを学ばせていただきました。


広島 薬師寺 鈴木 宏章