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ご挨拶

真言宗御室派青年教師会 第二十代会長 荒城 祥善 1979年02月23日 備前 松林寺

拝啓

盛夏の候、諸大徳並びに会員各位におかれましては、
益々ご清祥にて二利双修のことと大慶に存じ上げます。

日頃より当会の活動にご理解ご協力を賜り、
この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

先の今年度総会におきまして、図らずもこのたび
当会第二十代会長という大任を仰せつかる事になりました。
甚だ未熟であることは重々承知の上ではありますが、
第二十期役員・理事一同と共に二年間当会の発展に
尽力していく所存で御座いますので、
皆様の温かいお力添え並びに
ご指導ご鞭撻を賜ります様何卒宜しくお願い申し上げます。

また、平成三十一年には全真言宗青年連盟主催第四十回結集を
当会担当にて開催させて頂く運びとなりました。
真言宗の僧侶が一堂に会するこの大事業に向けて、
当会は結集実行委員会を立ち上げ一丸となって取り組んでいく所存では御座いますが、
総本山仁和寺様をはじめ諸大徳の皆様、会員の皆様、各地区宗務支所様、
各地区青年会様のご協力無くして成功は御座いません。
どうか第四十回結集開催に際しましても格別のご高配を賜ります様、
重ねて心よりお願いを申し上げます。

思い起こせば、理事として当会に初めて関わらせて頂いたのが今から約八年前。
以来、現在に至るまでの間、数多くの研修会や法要に参加させて頂き、
その組立にも携わらせて頂いた事により大変貴重な経験をさせて頂きました。
又、田舎暮らしのままでは交流を持つことが
出来なかったかもしれない方々とも沢山のご法縁を頂き、
この会から頂いた恩恵に改めて感謝致しております。

この間における社会の変化を少し振り返ってみますと、
インターネット技術は飛躍的な進歩を遂げ、
時代は「超便利社会」へと変貌致しました。
今や目の前にあるスマートフォンやタブレット等の画面を触れば、
足を外へ運ばなくとも勉強、趣味、買い物、通信手段等々において、
瞬時にその場で問題解決してしまうという事は少なくありません。
しかし、その利便性によって大きな恩恵を受ける事ができる反面、
画面上だけでコミュニケーションが容易に取ることが出来てしまうが故に
実社会における人間関係の希薄化の進行や古き良き文化が失われつつある昨今。
そこには現代人の精神性を普遍的な密教の教えから
遠ざけてしまう恐れも潜んでいるように思います。
益々時代のハイテク化が進み物事の簡略化が予測される中、
我々「お坊さん」という存在が、如何なる場面に直面しても
平等に衆生を救っていくという気持ちを心に据え、
僧侶としての行住坐臥を全うし生きていくという事を
忘れてはならないと改めて痛感しております。
過去より使われ続けている言葉ではありますが
「青年僧の役割」を見出すということは、三密瑜伽の行を怠ることなく、
宗祖大師の誓願を体して社会浄化に努めていくことを
いつの時代においても決して忘れない事であると考えます。

その他、過疎化に伴うコミュニティーの人口減少や限界集落の拡大、
自然災害発生率の増加、テロや戦争の脅威等々、
現代人の生活における環境や社会情勢は不安に溢れている様に思います。
この混迷の世の中を取り巻くあらゆる事象に対して
我々僧侶が最善の行いを果たしていく為に、学びや情報を共有し
仲間同士手を取り合って感化し合う事の出来る会がこの「御室派青年教師会」です。
自坊を守っていく事、檀信徒の皆様を教化していく事、
地域の発展や社会貢献に努めていく事、常我々が大切にしている事であります。
そこへ新たなヒントや活力となるきっかけをこの会は必ず与えてくれます。

同じ派の青年僧同士が顔を合わせ、助け合い、語り合い、信じ合う事を約束し、
宗祖大師のみ教えをしっかりと世に広めていく事をお互いに確信するために
この会の存在意義は有ると思っております。
その事を皆様にはどうかご理解頂き、
何卒当会の活動の場に積極的にご参加賜ります様、
今一度心よりお願いを申し上げます。

皆様の益々のご健勝と当会の更なる発展を至心にご祈念申し上げ、
第二十代会長就任のご挨拶とさせて頂きます。

敬具